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オイシックス、シダックスを子会社化 ミールキットを給食に活かす

食材宅配サービスのオイシックス・ラ・大地は10日、給食事業などのシダックスの子会社化を発表した。今回の取引により、シダックス創業家、シダックスとオイシックス・ラ・大地の3者が連携し、「“食事”と“くらし”を豊かにする社会課題解決型サブスクリプション企業」を目指すとしている。

オイシックスは、これまでもシダックス株式の28.44%を取得しており、フード領域の両者アセットを活用した協業を検討してきた。その中で、両者の経営資源や事業ノウハウの共有化を図るため今回の子会社化を決定した

フード事業においては、ミールキットや完全調理品の活用による、生産性や付加価値向上を目指す。給食業界では、労働力不足、原料の高騰が続いているが、オイシックスのミールキットや完全調理品の導入により、現場の献立検討や調理等の負荷を削減。また、病院・保育園・企業等、各施設の生産性向上や食育推進のための環境を目指す。

シダックスの施設給食の知見やアセットと、オイシックスのミールキットを活用した食材や多彩なメニューなどのかけあわせですでに協業もスタート。社員食堂や高齢者向け施設給食において展開している。

シダックスの社会サービス事業が受託する学童や学校給食でも、オイシックスと連携した食事や食育の提供などを目指す。具体的には、シダックスが受託する学童で、今年の冬休みから昼食の提供を開始する予定。また、B2B2C領域への展開なども検討していく。