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無印、漢方薬を販売開始

無印良品は、更年期や月経関連の症状など女性の悩みに寄り添った漢方薬7種類(第2医薬品)を、「まちの保健室」を設置している3店舗にて11月18日より販売する。店舗は、直江津、広島アルパーク、ゆめテラス祇園。価格は5,500円~6,600円。

ラインナップは、「当帰芍薬散」「桂枝茯苓丸」「加味逍遙散」「四物湯」「柴胡桂枝乾姜湯」「通導散」「柴胡加竜骨牡蛎湯」の7種類。いずれも14包入りで14日分。

添加物を含まない生薬のみを配合した煎じ薬で、植物の根や果実などの生薬のみを煮出している。煎じることで生薬に含まれる成分がじっくりと抽出され、深い香りと味わいを感じられる。効能・効果は、月経不順、貧血、めまい、更年期障害、むくみ、頭痛、のぼせ、冷え性など。

まちの保健室では、地域住民の健康維持・病気予防のための商品、情報、サービスなどを提供しており、2021年に始動。地域行政、医療とも連携した取り組みを行なっており、常駐している薬剤師や看護師、管理栄養士などの専門家に健康相談が行なえたり、健康体操、ヨガ、ウォーキング、ダイエットセミナーなど健康に関する様々なイベント・セミナーを開催したりしている。

今回販売する漢方薬7種類は、まちの保健室の活動の中でユーザーからあった要望や意見から選定。まちの保健室のイベントに参加する多くのユーザーが女性であり、更年期や月経関連の症状などの悩みを持っているという。その悩みに寄り添い、症状にあわせた漢方薬7種類を販売する。第2類医薬品の販売にあたり、当該3店舗には、薬剤師または登録販売者が常駐し、購入時に健康相談やアドバイスも行なう。

まちの保健室は店舗拡大とあわせ、ユーザーからの悩みの中でも特に多く声があがる「健康なからだづくり」、「ダイエット・メタボ対策」、「睡眠・ストレス」、「健やかな肌」、「女性特有の悩み」などに対しても医薬品、健康食品などの商品企画・開発や商品提供、情報、サービスの提供を行なっていく予定。