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イオン、四国で獲れたブリを生きたまま東京へ配送 鮮度にこだわり

イオンリテールは、「イオン」「イオンスタイル」等380店舗にて、養殖場から生きたまま運んだ「活〆養殖ぶり」を、11月17日から20日の4日間、計1万尾を販売する。価格は300円から1,058円。

11月17日から開催する「ブラックフライデーセール」にあわせて、「鮮度改革」の取り組みとして実施。一般的には産地〆からの配送だが、今回の取り組みでは生きたままのぶりを活魚車・活魚船で産地から消費地の加工場に運び、活〆作業を行なう。活〆作業後から店頭販売までの時間を減らすことで鮮度を保つ。なお活〆とは、生きたまま魚を素早く締めて血抜きし、鮮度を保つ方法。

産地は九州地方、四国地方、三重県、加工場は東京都、三重県、兵庫県。関東圏で販売する例では、四国地方のぶりの養殖場から、早朝に活魚車で生きたままぶりを配送。夕方頃に東京都の加工場に生きているぶりが到着し、活〆作業後、うろこや内臓を取って梱包し店舗へ届ける。翌日の朝に店舗に到着し、従業員がさばいて店頭で販売する。産地や加工場によらず、活〆作業は昼から夕方に実施する。

サプライチェーンの流れ。時間は産地や加工場によって異なる
関東圏で販売する時のサプライチェーンの流れ

水温が低くなる時期は養殖ぶりも脂のりが良くなる季節だという。鮮度の良さを味わえるよう、切身、刺身、薄く切って青ねぎと白ねぎを添えたぶりしゃぶ鍋用を取り扱う。

価格は、切身100g当たり300円、刺身用100g当たり429円、ぶりしゃぶ鍋用4枚入りが365円、6枚入りが537円、12枚入りが1,058円。