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楽天、ポイントプログラムを12月大幅改定 上限引き下げでモバイル優遇

楽天グループは、12月1日から各サービスにおける「楽天スーパーポイント」の「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」付与率を変更する。楽天モバイル契約者はポイントが貯まりやすくなるが、各サービスの獲得上限ポイントの引き下げが多くなるなど、これまで積極的にポイントを貯めてきたユーザーにとってはマイナスが多い改定となる。

プラスとなるのは、楽天モバイル契約者。これまでは、楽天モバイルの対象プラン契約で+1倍~+3倍だったが、変更後は「Rakuten最強プラン」契約で+4倍となる。ただし、獲得上限ポイントは2,000ポイントとなり、従来の7,000ポイント(ダイヤモンド会員)/6,000ポイント(ダイヤモンド会員以外)より大幅に削減される。

また、楽天モバイルキャリア決済もポイント倍率が+0.5倍から+2倍にアップする。ただし、獲得上限は5,000ポイントから1,000ポイントに削減する。通信回線のRakuten Turbo/楽天ひかりは、ポイント倍率は+2倍になるが、獲得上限ポイントは2,000ポイントから1,000ポイントに削減される。

楽天カードは、ポイント倍率は+1倍で変更無いが、獲得上限ポイントは5,000ポイントから1,000ポイントに削減。楽天プレミアムカードはこれまで倍率が+2倍だったがゼロとなり、上限も15,000ポイントから5,000ポイントに削減される。

楽天証券においても、投資信託と米国株式の獲得上限が5,000ポイントから2,000ポイントに削減されるなど多くのサービスで獲得上限が減少となる。