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チューダー「ペラゴス FXD」新作は米海軍へのオマージュ

日本ロレックスは、腕時計ブランド「TUDOR」(チューダー)の新作として、アメリカ海軍をテーマにした「ぺラゴス FXD」(Ref.M25717N-0001)を発表した。機械式の腕時計で、価格は54万100円。9月に発売される。

チューダーのダイバーズウォッチは、1958年には米海軍に正式に採用され、ダイバーに支給されたという歴史を持つ。ネイビーシールズも、1962年の結成時から1980年代後半まで、チューダーを着用し任務に就いていたという。「ぺラゴス FXD」の新作は、こうした米海軍に採用されてきた歴史にオマージュを捧げたモデルとなる。

作戦遂行に使用された“ミッションウォッチ”の精神を継承するものとして、ストラップを留めるバネ棒を廃してバーが固定されている、ミリタリーウォッチ由来のフィクスド(Fixed)ラグ構造が特徴。「FXD」という名称もこの構造を示すものになっている。

このペラゴス FXDの新作は、往年の「ミリサブ」(ミリタリーサブマリーナー)を、現代の技術を駆使して高性能で堅牢な時計として再定義するものとし、外観デザインは1960年代後半の「チューダー オイスター プリンス サブマリーナー Ref.7016」を彷彿とさせる内容。一方で、ポインテッドクラウンガードのような、異なる時代のディテールも取り入れられている。

チューダーは2021年11月に、現代のフランス海軍と共同開発したモデルとして「ぺラゴス FXD」を発表。今回の新作はこれをベースに変更を加えており、例えばベゼルは、120ノッチ・両回転型から、60ノッチ、逆回転防止型に変更されている。ISO規格6425:2018を満たす、正式なダイバーズウォッチで、セラミック製ベゼルインサートには夜光塗料の60分の目盛りが入る。

特徴的な、先端に四角形の形状がつく針のほか、チタニウム製ケースはサテン仕上げ、ベゼルはサンドブラスト仕上げで、光の反射を抑制するマットな質感で揃えられている。

米海軍のダイバーが歴史的に着用してきた、ブラックまたはグリーンのファブリックストラップにヒントを得て、2種類のストラップが付属する。セルフグリップ着脱システム付きで中央にレッドのラインが入ったグリーンファブリックストラップが初期設定で、テキスタイルチーフがエンボス加工されたブラックのラバーストラップもパッケージに同梱される。

ムーブメントは自社製のキャリバー「MT5602」。一体構造のタングステン製ローターやブリッジ、メインプレートには装飾が施されるほか、可変慣性テンプと耐磁性シリコンバランススプリングを備える。ムーブメントとしてスイス公認クロノメーター認定(日差-4秒~+6秒)を取得した上で、腕時計に組み上げた状態でそれを上回る基準の精度(日差-2秒~+4秒)を実現する。振動数は28,800振動/時。パワーリザーブは約70時間。

ケース・ベゼル・リューズはチタニウム製。ベゼルインサートはセラミック製。風防はサファイアクリスタル。裏蓋はスチール製。防水性能は200m防水。ケース径は42mm、厚さは12.75mm。

チューダー ぺラゴス FXD(Ref.M25717N-0001)、54万100円
同梱のブラックラバーストラップ