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d払い、マイナカードや運転免許の「ICチップ」で本人確認開始

NTTドコモは、「d払い」アプリのオンライン本人確認において、マイナンバーカード、運転免許証、在留カードのICチップを利用した本人確認の手続きを9月14日から開始した。

d払いにおける入金機能や送金機能などを利用する場合、オンライン本人確認として、eKYC、公的個人認証サービスでの本人確認を行なっている。今回、その本人確認において、マイナンバーカード、運転免許証、在留カードをスマートフォンにかざしてICチップ内の情報を読取り、その後顔写真を撮影することで本人確認の手続きが完了できるようにした。

これまでの「写真撮影で本人確認」は、書類提出から審査完了まで3日ほどかかっていたが、マイナンバーカード、運転免許証のICチップを利用した本人確認では、本人確認書類の撮影が不要になり、最短即時での本人確認の審査が完了する(一部申し込みや在留カードは申込から審査完了まで3日程度の場合がある)。

また、ICチップに格納されている情報を読み取るため、本人確認書類の偽造やなりすまし申請などの不正を防止をできる。

d払いチャージは信用金庫に対応

d払いのチャージ対応金融機関も拡大。「d払い残高」のチャージ可能な金融機関に149の信用金庫が追加され、合計283の金融機関からのチャージに対応した。

チャージされたd払い残高は、買物(街・ネット)・請求書払い・送金・投資などに利用できる。