ニュース
ミズノ、吸湿発熱インナー「ブレスサーモ」に発熱力No.1モデル
2023年9月14日 08:00
ミズノは、独自の吸湿発熱素材「ブレスサーモ」採用商品の発売30周年を記念したプレミアムモデル「ブレスサーモアンダーウエア 厚手ウール for 極寒」を、9月13日に発売した。長袖シャツとロングタイツをラインアップし、価格は各9,900円。
ブレスサーモはミズノ独自の基幹素材で、人体から発生する水分、不感蒸泄(ふかんじょうせつ)を吸収し発熱する保温素材。ヒトは汗をかいていなくても不感蒸泄と呼ばれる水分を常に発しており、ブレスサーモでは、その水分が繊維内に吸湿されることで発生した熱により、温かい状態を保ちながら、快適性を高める。
厚手ウール for 極寒は、ブレスサーモの発熱力・保温力に加え、自然由来の天然高機能繊維メリノウールを約60%含有。メリノウールは、主にオーストラリアで飼育されているメリノ種という羊の毛で、発熱力や保温性、吸放湿性に優れており、ブレスサーモと掛け合わせることで、ミズノNo.1の発熱力を実現した。
従来のブレスサーモ品と比較すると、過去に販売していたメリノウール混のブレスサーモ品は最大温度差約1.7℃の発熱であったのに対し、厚手ウール for 極寒は最大温度差約3.3℃の発熱であることを確認したという。
メリノウールは他品種の羊毛より細く、柔らかな肌触りも特長。厚手ウール for 極寒は髪の毛より細いメリノウール(19.5マイクロン)により、素肌に着けても柔らかく、しなやかな肌触りとしている。
動きやすさを実現するため、人の動きを3次元CG解析や解剖学をもとに検証し、運動時の動きやすさを追求した「ダイナモーションフィット」を採用。また、メリノウールは1本1本がバネのようなコイル形状をしていることから、人の動きに沿って伸縮し、運動時にもストレスフリーな着心地を実現できるとする。
ウールマーク認証を取得している点も訴求しており、今回の製品はウール混率50%～99.9%の製品に認証される「ウールリッチブレンド」を取得している。
クルーネック長袖シャツとロングタイツを、それぞれメンズとウィメンズでラインアップ。いずれもサイズはS、M、L、LL、カラーはブラック。
