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コカ・コーラ、「おもてなし自販機」に「QR de決済」 訪日客の利便性向上

JR新大久保駅近隣に設置された自動販売機

コカ・コーラ ボトラーズジャパンは、訪日観光客向けに多言語での情報提供に対応した「おもてなし自販機」をリニューアル。15種類以上のQRコード決済が利用可能となる「QR de決済」機能を追加した。

おもてなし自販機は、日本の自動販売機の利用に慣れていない訪日観光客の利便性に配慮した自販機として、2017年より展開。マップルの訪日外国人向け観光情報メディア「DiGJAPAN!」との連携による観光情報などの提供、製品情報や購入方法の説明を15言語で表示できるPOPの貼付を行なっている。

多言語に対応したPOP(左、右上)、マップルの観光情報サイトと連動しているQRステッカー(右下)

今回のリニューアルでは、6月から通常の自販機への導入を進めている「QR de決済」機能を追加。15種類以上のQRコード決済に対応し、決済手段を拡充する。対象自販機にはQRコードシールが貼付されており、利用者はスマホからQRコードを読み取り、製品と決済手段を選択し、利用する決済サービス上で製品購入が可能となる。

対応決済サービスは、PayPay、LINE Pay、d払い、au PAY、メルペイ、楽天ペイ、WeChat Pay、UnionPay、Alipay+(支付宝、Alipay HK、Kakao Pay、GCash、TrueMoney Wallet、Touch ’n Go、DANA)。

また、訪日観光客の目に留まりやすいよう、ラッピングデザインを一新。コークレッドを基調とし、設置場所に応じた自販機を選べるよう日本文化を象徴する、忍者、歌舞伎、侍、舞子の4種類のラッピングを提供する。

左から、忍者、歌舞伎、侍、舞子

将来的には、オプションとしてWi-Fi機能の搭載を予定している。