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駅すぱあと、ChatGPTで旅行計画「お出かけAI(β版)」

ヴァル研究所は、OpenAIが提供するChatGPTを活用し、ユーザーの希望に沿った施設を指定の所要時間で移動可能なエリアから見つけ、経路も提案してくれる「お出かけAI(β版)」を「駅すぱあとfor web」で提供開始した。国内経路検索サイトとしては初。

旅行や日頃の外出時には、行き先の選定や交通経路の検索、各種チケット手配など、計画に多くの時間を費やす必要がある。そのため、行き先を検討し計画を立てること自体が移動のハードルの1つとなっていた。同社が行なった「駅すぱあとアプリ」ユーザーを対象としたアンケートでは、61.4%の人が「お出かけ/旅行の計画を面倒だと思ったことがある」と回答。67.8%の人が「お出かけ/旅行先が同じような場所や内容になってしまうと感じたことがある」と回答しているという。

お出かけAI(β版)は、「駅すぱあと」独自の経路検索エンジンとChatGPTを活用し、ユーザーの希望に合った施設を見つけ、経路検索までをワンストップで可能とする。自分で行き先を考えたり探したりする手間を無くし、選択肢が増えることで旅行や外出などのマンネリ化解消に繋げ、より手軽で充実した移動体験を提供する。

温泉やミュージアムなど11個の選択肢から目的地を選び、出発駅/バス停や移動時間の上限、出発日時を設定すると、希望に沿った施設をピックアップして経路まで提案する。なお、現時点ではβ版であり、参考として使ってほしいという。