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Amazon、ヘルスケアデバイス撤退 「非常に難しい決断」

Halo Band

Amazonは26日(米国時間)、ヘルスケアデバイスの「Amazon Halo」からの撤退を発表した。7月31日を持ってサポートを終了し、直近12カ月に購入されたHaloデバイスについては返金する。

Haloは、2020年に発表したリストバンド「Halo Band」やフィットネスバンド「Halo View」、睡眠トラッキングの「Halo Rise」など健康やヘルスケアに関わるデバイスのブランドとして展開してきた。ブランドのスタートから約3年で、Halo Riseに至っては発売から半年程度だが、ブランド全体の終息を決めた。

Halo Rise

Haloブランド製品は日本では投入されておらず、日本における影響はない。米国とカナダにおけるHalo関連の従業員の多くはレイオフとなる。直接的な撤退理由に言及していないが、「非常に難しい決断」としており、年初から同社で進められているリストラの一環とみられる。

購入者向けには、過去12カ月間に購入された「Halo View」「Halo Band」「Halo Rise」「Haloアクセサリーバンド」を全額返金。有料サブスクリプションも今後月額利用料の請求がなくなる。また、製品のリサイクルを進めるためのプログラムも案内している。