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Google、広告主の情報を提供する「広告の透明性について」

Googleは29日から、Google 検索やYouTubeなどで表示される広告の詳細を確認できる「広告の透明性について」を順次提供開始する。

「広告の透明性について(Ads Transparency Center)」は、ユーザーに広告主に関するより多くの情報を提供するための取り組み。広告主が配信するすべての広告の検索やGoogleが表示する広告に関する正しい情報にワンストップでアクセスできる。

「広告の透明性について」で確認できる内容は以下の通り。

  • 広告主が過去に掲載した広告
  • 特定の地域で表示された広告
  • 広告が最後に掲載された日や広告フォーマット

たとえば、「気になるスキンケア ブランドの広告を見ているが、そのブランドには見覚えがない」という場合、実際にサイトを訪問・購入する前に、広告主について調べ、詳細を確認できる。

「広告の透明性について」は、直接アクセスするほか、広告の横にある3つの点のメニューから「マイ アド センター」にアクセスして確認できる。広告体験を細かくカスタマイズしたい場合は、マイ アド センターに直接アクセスする。

また、Googleは2022年の広告安全性レポート(Google Ads Safety Report)も公開している。2022年は、52億件以上の広告を削除し、43億件以上の広告を制限、670万件以上の広告主のアカウントを停止したという。削除される広告数は前年より20億件増えている。