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1935年のパイロットウォッチが復活 ロンジン

ロンジン パイロット マジェテック

スウォッチ グループ ジャパンは、腕時計ブランド「ロンジン」の新作として、1935年発表のパイロットウォッチをルーツにした新作「ロンジン パイロット マジェテック」を発売した。機械式の腕時計で、価格は534,600円~550,000円。

1935年に発表されたオリジナルモデルは、飛行士のために開発された腕時計で、正確さや見やすさ、信頼性で好評を博した。デザイン面では大きくカーブしたクッション型ケースが特徴で、回転ベゼルにはスタート時記憶を表示するマーカーが装備されていた。

新作「ロンジン パイロット マジェテック」は、オリジナルのデザインを継承する、クッション型のステンレススチール製のケースと、双方向回転型のフルーテッドベゼルが特徴。

ケースは、オリジナルよりも緩やかなカーブを採用。ケースサイズや丸みを加えたラグなど全体が現代的に進化し、付け心地の良さも追求されている。

双方向回転フルーテッドベゼルは、ダイヤル側に出ている、夜光塗料が塗布されたトラインアングルマーカーと連動。なおかつ風防のサファイアガラスは固定されたままになる構造で防水性能も確保されている。

マットブラックのダイヤルや、夜光塗料としてビンテージモデルを彷彿とさせるカラーのスーパールミノバを採用。アラビア数字のインデックス(エンボス加工)やレイルロードのミニッツトラック、スモールセコンドなど、ビンテージウォッチやパイロットウォッチの機能美が追求されている。

ムーブメントは機械式で自動巻きのロンジン専用「キャリバー L893.6」を搭載。耐磁性シリコン製ヒゲゼンマイを採用している。パワーリザーブは約72時間で、精度はCOSC認定のクロノメーター。

ストラップはブラウンのレザーストラップに加えて、リサイクル素材のポリエステルファイバーを使用したNATOタイプのストラップもラインナップ。両方がセットになったボックスエディションも用意される。

ケースはステンレススチール製。風防は両面無反射コーティングのサファイアガラス。防水性能は10気圧防水。大きさはケース径43mm、厚さ13.3mm。

ロンジン パイロット マジェテック(L2.838.4.53.0)、534,600円
ロンジン パイロット マジェテック(L2.838.4.53.8)、534,600円
ロンジン パイロット マジェテック ボックスエディション(L2.838.4.53.9)、550,000円