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自転車を分解不要で18台持込める貸切りサイクルバス

西日本鉄道は、自転車を分解せずそのまま車内に持ち込める貸切りバス「CYCLE CARGO」を4月から運行開始する。

サイクリング需要の高まりを受け、サイクリングイベントなどで活用出来る交通手段として既存の既存の貸切りバス(定員55名)を改造したもの。車内前方を自転車積載部分として、自転車を分解せずに最大18台持ち込める。車内後方は座席部分となり、21名が乗車可能。サイクリング特化の「サイクルバス」は、九州で初めての導入としている。

広いトランクルームを備え、大きな荷物でも、空港や駅から直接サイクリングツアーに出かけることが可能。通常の座席配置から座席を回転させてサロン席に変更することもできる。

用途は、九州各県で実施されるサイクリングレースの選手輸送をはじめ、団体での貸切利用や旅行会社や自治体等と連携した、九州各地への長距離のサイクリングツアーなどを想定。需要に応じた柔軟な輸送サービスを提供していく。

なお、導入にあたっては、福岡県の「福岡県サイクルツーリズムを通じた新たな旅行需要創出支援補助金」を活用している。