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弥生、Peppol サービスプロバイダーに。デジタルインボイス推進

弥生は、子会社のアルトアが日本におけるPeppolの管理局(デジタル庁)から、Peppol Service Providerとして認定されたと発表した。これにより同社は、日本のデジタルインボイスの標準仕様(JP PINT)に準じたインボイスデータにおいて、送受信に必要なアクセスポイントのサービス提供が可能となる。

Peppolは、インターネット上でデジタルドキュメントをやり取りするための「文書仕様」「運用ルール」「ネットワーク」のグローバルな仕様。日本では管理局(Japan Peppol Authority)としてデジタル庁が主導している。Peppolユーザーは、アクセスポイントを経てPeppolのネットワークに接続することで、製品の垣根を越えて、参加する全てのユーザーとデジタルインボイスをやり取りすることができるようになる。

今回のアクセスポイントは、弥生以外のベンダーも利用料などの条件を合意の上で利用可能となる。

弥生は10月から開始するインボイス制度への対応サービスとして、「スマート証憑管理」を1月5日に提供開始した。デジタルインボイスへの対応は今春以降を予定しているが、今回のアクセスポイント認定で対応準備が前進。今後、デジタルインボイスの普及を通じ、スモールビジネスのデジタル化を支援していく。