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スマートリング「Oura Ring Gen3」が日本発売 6.6万円から

フィンランドの「ŌURA」は、心拍数や心拍変動(HRV)、体表温、活動量、睡眠などの測定を通して健康管理できるスマートリング「Oura Ring Gen3 Horizon」を12月8日から発売する。SB C&Sが取り扱いし、ソフトバンクショップ(直営店7店舗)とSoftBank SELECTIONオンラインショップで販売する。価格は65,952円~99,504円(カラーによって異なる)。


    ソフトバンクショップ価格
  • 65,952円(シルバー/ブラック)
  • 83,376円(ステルス)
  • 91,152円(ゴールド)
  • 99,504円(ローズゴールド)

Ōura Ringは海外直販などで日本でも購入できたが、実店舗で購入できるŌURAのリテール展開はアジアで初という。

Ouraリングは、睡眠が健康のあらゆる側面に影響を与えるという考え方から、 2013年にスリープトラッカーとして誕生し、包括的な健康管理ができるスマートリングとして進化してきた。

入浴時や就寝時を含め、「常時着用」を前提とし、防水性能と軽さを重視しているほか、心拍信号が強い指の動脈から、直接バイタルデータを読み取ることができる指輪の形状にデザイン。リングサイズは、6~13号が用意される。

医療機器ではないが、高い生理学的モニタリングの精度が特徴で、安静時の心拍数は医療用心電図(ECG)と比較して、99.9%の精度で測定できるという。また、赤外線を使った光電式容積脈波記録法(PPG)センサーも、臨床グレードのECGとほぼ性能が一致するほどの高精度のセンサーとしている。

Ouraリングでは、パーソナライズされた健康状態の分析が特徴で、達成したい目標や現在の睡眠状態、睡眠に影響を与えている生活事情、個人情報(生年月日・体重・身長・性別)をアプリで選択・登録することで、アプリをパーソナライズ可能。リングのセンサーにより計測されたデータに基づき、目標の達成度や心身の疲労回復度合いなどを、アプリで確認できるようになる。

また、継続使用することで、分析能力が向上し、よりパーソナライズした健康状態の把握と改善に役立られる。

それぞれの指標をもとに、「コンディション」「睡眠」「アクティビティ」の3つのスコアが毎日決定。日々の蓄積データに基づき、目標や生活習慣に則したアドバイスを受け取れる。

また、心身の疲労回復度合いを示す「コンディションスコア」、毎日の睡眠の質を示す「睡眠スコア」、アクティビティと急速のバランスを示す「アクティビティスコア」などで自分の健康状態を確認できる。

リングサイズは、6~13号が用意され、水深100mまでの防水対応。通常4~5日のバッテリ駆動が可能となる。重量は4~6g。

「Ouraメンバーシップ」に加入することで、専用アプリの全機能が利用可能になる。Ouraメンバーシップの機能は以下の通り。

  • 詳細な睡眠分析
  • 24時間365日いつでも装着し心拍数のトラッキングが可能(日中、夜間、ワークアウト)
  • Stravaなどのサードパーティ製ヘルス&ウェルネスアプリケーションとの連携
  • 高度な体表温傾向モニタリング
  • 月経管理予測(ベータ版)
  • 血中酸素ウェルネス測定
  • アクティビティ自動検出機能と当日のコンディションにより自動で変動するアクティビティ目標
  • 週間、月間、四半期ごとに発行のグラフ付きレポート

ソフトバンクショップとSoftBank SELECTIONオンラインショップで購入すると、1年分のOuraメンバーシップが付与される。13カ月目以降は6.99ドルの月額料金が発生する。