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スバル、「what3words」の日本語音声入力に世界初対応

スバルは、新型クロストレックの車載ナビゲーションシステムに「what3words」を搭載した。3つの単語を入力することで住所がない場所等にもナビゲーションが可能になる。what3wordsの日本語音声入力は世界初。

what3wordsは、全世界を3m四方のマス目に区切り、それぞれに3つの単語の固有の組み合わせによる「what3wordsアドレス」を割り当て、既存の住所の代りに利用するもの。マス目に該当する3つの言葉(3words)を知っていれば、住所がない場所にもたどり着ける。たとえば、「///せんもん。せけん。いっしき」と入力すれば、SUBARU恵比寿本社ビル入口までたどり着ける。

what3wordsアドレスは、従来の住所と同様に、Webサイトやイベント、名刺などに掲載し、ユーザーが入力することで利用できる。

番地を持たないキャンプ場や駐車場などへのナビゲーションに有効。また、スタジアムや駅、工業団地などでは住所は一つしかないため、施設内の複数の入口それぞれを個別に指定することは難しいが、what3wordsを使えば、それぞれの入口の3wordsを知っていれば個別に指定してたどり着くことができる。

スバルは、2019年のSUBARU-SBI Innovation Fundによりwhat3wordsへ出資。2022年7月には、米国仕様アウトバックにwhat3wordsを搭載し、今回は初めて日本国内におけるスバルへの技術提供が実現した。