ニュース

what3wordがナビタイムに対応。3単語で目的地設定

ナビタイムジャパンは、3つの単語で地点を表す位置特定サービス「what3words」が経路検索・ナビゲーションアプリ「NAVITIME」で利用可能になったことを発表した。iOS向けで先行対応し、今後Android OS向けにも対応を予定している。what3wordsへの対応は日本人向けのナビゲーションアプリとしては初。

「what3words」は、世界を3m四方に区切り、その一区画ごとに固有の3つの単語を組み合わせたアドレスを割り当てたジオコーディングシステム。例えば、ナビタイムジャパン本社入口は、「///でこぼこ。かきね。みずに」という3単語が割り当てられている。3ワードアドレスは、what3wordsのサイトで検索したり、対応しているガイドブックなどで知ることができる。

NAVITIMEでは、スポットのフリーワード検索と、ルート検索時の出発地/目的地入力、地図を長押ししたときに表示されるスポット詳細でwhat3wordsに対応。これにより駅の出入口や海辺のスポット、公園のベンチなど、住所を特定できない場所を探す際に、その場所を説明するための目印となるものがない場合でもナビゲートが可能になる。

例えば、広い公園の一角を「///ついた。おしえる。あまぐり」といった3つの単語で共有することで、公園の「どこ」かが分かり、スムーズに集合できる。特定の撮影スポットが存在しない自然や風景などの絶景やフォトジェニックな撮影場所を、3つの単語で共有する、といったシーンでも活用可能。