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石神井公園駅前に26階建て複合施設。27年3月竣工

野村不動産は、西武池袋線 石神井公園駅南口における市街地再開発組合が設立されたことを発表した。住宅、商業、公益施設、事務所で構成される地上26階建て複合施設で、2027年3月の竣工を予定する。

「石神井公園駅南口西地区第一種市街地再開発事業」として進められているプロジェクトで、石神井公園駅徒歩1分の場所において、地下2階・地上26階・約100mの北街区と、地上9階・約35mの南街区が開発される。施行区域面積は約0.6ha。野村不動産は参加組合員として事業に参画する。

位置図
断面イメージ

プロジェクトでは、駅改札口から商店街や石神井公園へとつながる安全で快適な歩行者空間の形成を図り、歩車分離のための歩道状空地や建築物を通り抜ける通路、滞留空間としての広場の整備を行なう。

また、地域拠点の形成に向け、公共サービス施設を駅前に集約的に整備。地域住民の利便性や商業・業務環境の向上、良質な都市型住宅の供給を図る。

そのほか、高度利用の推進により、細分化された土地の統合や老朽化した建築物の共同化・不燃化を図るとともに道路整備等を行なうことにより、事業区域周辺を含めた防災性の向上を図る。

配置図

所在は東京都練馬区石神井町3丁目1303番1他(地番)。建築面積は北街区が約2,150m2、南街区が約400m2、延床面積は北街区が約31,260m2、南街区が約2,800m2。総戸数は北街区が約210戸、南街区が約20戸を予定。

今後は、'23年度に解体工事着手、'24年度に新築工事着手、'26年度('27年3月)竣工の計画で進められる。