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飯田橋駅東口に26階建て複合施設。26年度竣工

提供:飯田橋駅東地区市街地再開発準備組合

飯田橋駅東口に、地区面積約0.7ha、地上26階、地下2階、高さ約130mの複合施設が建設される。2026年度竣工予定。

三菱地所、三菱地所レジデンス、大和ハウス工業、清水建設が、千代田区飯田橋駅東地区で権利者と推進している「飯田橋駅東地区第一種市街地再開発事業」について、東京都から市街地再開発組合設立の認可を受けた。所在地は東京都千代田区飯田橋三丁目6番・7番。

計画地 提供:三菱地所

業務施設、住宅、商業施設等で構成される複合施設で、東京メトロ東西線地下改札から直結する。延床面積は約46,500m2。業務施設部分の貸付面積は各フロア約1,400m2超、住宅部分は都市型住宅を計画している。

断面イメージ

また、JR飯田橋駅整備の協力の一環として同駅東口側に官民連携した広場空間を新設整備するほか、地下鉄出入口の混雑緩和に向けた整備や、地上・地下のバリアフリー動線、敷地内への歩行者専用の貫通通路の整備を行なう。

敷地配置図 提供:飯田橋駅東地区市街地再開発準備組合

周辺の整備をあわせて行なうことで、飯田橋駅東口の地下と地上、その先に広がる街区をつなぐ役割を担う施設を目指す。広場については歩道上空地を整備。敷地の各所に溜りスペースとなる広場を設けることで、安全に通行できる歩行者ネットワークを形成し、飯田橋駅東口周辺の回遊性向上につなげる。そのほか、防災機能の強化として、地下広場を一時滞在施設として整備する。

10月に予定している再開発組合設立を経て、2023年度の権利変換および新築工事着手、2026年度の竣工を予定している。