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カシオ「EDIFICE」最上位クロノグラフ ホンダ“TYPE Rの赤”

カシオ計算機は、腕時計ブランド「EDIFICE」(エディフィス)の新作として、サスペンションデザインが特徴のシリーズの新型「EQB-2000」を9月に発売する。またHonda Racingとのコラボモデルも9月1日から予約を開始し、9月30日に発売する。ソーラー発電とBluetooth連携の腕時計で、価格はレギュラーモデル「EQB-2000YDC」が71,500円、HRCコラボの「EQB-2000HR」が77,000円。

エディフィスでは7月にスポーツカーのサスペンションアームをモチーフにデザインした「ECB-2000」を発表、8月に発売しているが、今回発表の2機種はその上位にあたる、エディフィスのフラッグシップ・クロノグラフ。同ブランドで最も強くモータースポーツのコンセプトを打ち出したモデルとなる。

EQB-2000YDC

EQB-2000YDCは、「EDIFICEソスペンシオーネ」(サスペンションのイタリア語)と名付けられたモデル。ダブルウィッシュボーンサスペンションから着想を得たユニークな形状のケースはそのままに、サブダイヤルはすべて針によるアナログ表示となっている。ストップウォッチの計測単位は1/1000秒で、スマートフォンに転送して計測結果を表示できる。

レーシングカーのステアリングボタンのように、さまざまなアクセントカラーを盛り込んだのも特徴。秒針や9時位置のデュアルタイム針、6時位置のラストラップインジケーターなどで、世界を転戦するレーシングチームをサポートする機能の視認性を高めた。

Bluetoothによるモバイルリンク機能を搭載し、専用アプリ「CASIO WATCHES」と接続して、自動の時刻修正などが可能。ストップウォッチのデータはアプリに転送できる。

タフソーラー(ソーラー発電)、デュアルタイム、フライバック付きストップウォッチ、時刻アラーム、曜日・日付表示とフルオートカレンダーを搭載する。

ケース、ブレスレットはステンレススチール製。タキメーターが刻まれるベゼルはステンレス製でブラックIP処理が施される。風防は内面無反射コーティングのサファイアガラス。ケースは10気圧防水。大きさは55.6×47.8×10.8mm、重さは174g。

カシオ エディフィス EQB-2000YDC-1AJF、71,500円

EQB-2000HR

「EDIFICE SOSPENSIONE Honda Racing Red Edition」(EQB-2000HR)は、鈴鹿サーキット60周年を記念したHonda Racingとのコラボレーションモデル。

ダイヤル上のXフレームは、ホンダのレース車両のバッジや、市販車の「タイプR」の赤バッジに使われるものと同一の塗料を使って塗装される。全体のデザインもHonda NSX GT3がモチーフで、ブラックを基調にレッドをアクセントとして取り込んだデザイン。

ダイヤルには新体制で新しくなったHRCロゴを配置。「HONDA」のロゴも随所に配される。裏蓋には鈴鹿サーキット60周年のロゴも刻印される。バンドの素材にはタイプRの車両のインテリアにも使われるアルカンターラを採用している。

ベースモデルは上記の「EQB-2000」。大きさは55.6×47.8×10.8mm、重さは96g。

カシオ エディフィス EQB-2000HR-1AJR、77,000円