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Disney+、米国で広告付き定額制プランを導入

米The Walt Disney Companyは、動画配信サービスの「Disney+」において、広告付きの定額制プラン「Disney+ Basic」を12月8日から米国でスタートする。月額料金は7.99ドル。従来の広告なしプランはDisney+ Premiumとして10.99ドルに値上げする。従来の7.99ドルから大幅な値上げとなる。

米国のHuluやESPN+では広告付きプランを展開していたが、Disney+にも拡大。同社では、「広告付きの新しいDisney+により、視聴者の多様なニーズに対応し、より幅広い視聴者により多くの選択肢を提供する」説明している。なお、これまで広告付きプランを避けていたNetflixも、2023年頃の広告付き定額制プラン導入を予定している。

2022年度第3四半期決算では、Disney+の加入者は1億5,210万人と発表。第3四半期で1,440万件の拡大となる。また、HuluやESPN+を加えた7月時点での加入者数は2億2,100万件で、6月末のNetflixの会員数(2億2,067万件)とほぼ同等の規模となった。