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ミニストップが「食べるスプーン」 ソフトクリームで

ミニストップは、使い捨てプラスチック削減の一環として、ソフトクリーム販売時に付けるプラスチックスプーンを「食べるスプーン」に変更する。実施は一部エリアから。

食べるスプーンは5月末から千葉県の直営2店舗で実験を開始しており、6月24日からは九州・四国エリアで実験を拡大する。全店に食べるスプーンを導入した場合には、年間約47トンの使い捨てプラスチックを削減できる見込みとしている。

食べるスプーンは今後も加盟店や客の意見を反映しながら、食べやすい形状などに改良していく方針。対象商品はソフトクリームのバニラ。

ソフトクリームはミニストップ創業時の1980年から販売を開始した商品で、2021年度実績で年間2,354万個以上を販売した人気・定番商品。お客にとって身近な商品であり、エコ意識を高めるきっかけにしたいとしている。

同社はこれまでに、店内手作り弁当の容器を紙カップに変更しているほか、弁当容器のプラスチックの軽量化、店内加工パフェのカップ本体を環境配慮素材へ変更するなどの施策を実施している。