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三島駅前に住宅・商業・ホテル・医療の複合施設

静岡県三島市のJR三島駅前の再開発事業における、市街地再開発組合が設立された。三島駅南口東街区に広域健康医療拠点の整備が計画されており、隣地もあわせた一体的な開発による、住宅や商業施設、健康増進・医療・子育て支援などの公益施設の導入を検討する。2027年竣工予定。

設立されたのは「三島駅南口東街区A地区市街地再開発組合」で、参加組合員はミサワホーム、ミサワホーム静岡、東レ建設、野村不動産、三菱地所レジデンス。所在地は静岡県三島市一番町。

三島駅南口東街区では、三島市が策定した三島駅周辺グランドデザインに沿った都市計画による、広域健康医療拠点の整備が計画されている。その隣地を参加組合員のミサワホームが三島市から土地を借り受け、複合施設を建設して保有する定期借地事業を予定する。

市街地再開発事業と定期借地事業を一体的に開発し、住宅や商業施設、オフィス、ホテルに加えて、医療・子育て支援などの公益施設を導入。地域の課題解決や魅力向上につながる、まちの人々が心身ともに健康で、安心して生き生きと暮らすための機能を持たせる。

同組合の事業範囲となる三島駅南口東街区A地区では、分譲住宅、賃貸住宅、商業施設、公益施設(医療・子育て施設など)、オフィス、駐車場などを検討。また定期借地事業に当たるB地区では商業施設、ホテルなどの検討を進める。

敷地面積は、A地区が約10,100m2、B地区が約2,600m2。2023年着工、2027年竣工予定。