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Visaのタッチ決済、長良川鉄道に導入

長良川鉄道

ビザ・ワールドワイド・ジャパンは、長良川鉄道、三井住友カード、レシップ、QUADRACと共同し、長良川鉄道の運行する路線の車内において公共交通向けソリューション「stera transit」を導入する。これにより、Visaのタッチ決済による交通利用が6月1日より可能となる。

岐阜県の名川「長良川」の沿線を走り、流域の四季折々の景色が楽しめる長良川鉄道に、Visaのタッチ決済を導入することでストレスフリーの観光体験を提供する狙い。

車内に設置されるキャッシュレス運賃収受器は、レシップ製の「LV-700」。小型で防滴性能を備え、耐久性、メンテナンス性に優れていることから、鉄道車両内の設置において乗客の利便性は高く、事業者の運用、維持管理が容易となる。既に運用されているワンマン運転車両用の運賃収受機器と連携できることが特徴。また、クレジットカードなどのカード決済だけでなく、FeliCaやQRコード決済にも対応できるため、今後の様々なキャッシュレス決済への拡張性も期待できるという。

「LV-700」イメージ

更に、交通決済クラウドサービス「Q-move」と接続して決済処理を行なうため、スピーディーな運賃決済が可能。乗降履歴は降車後、すぐにQ-moveサイトで確認できる。確認するにはQ-moveの会員登録手続きが必要。

乗降履歴確認方法