ホンダ、東京都心での自動運転モビリティに向けタクシー2社と協力

ホンダ(Honda)は、2020年代半ばの東京都心部での自動運転モビリティサービス開始に向け、タクシー・ハイヤーを展開する帝都自動車交通、国際自動車と協力する。ホンダモビリティソリューションズ(HMS)とタクシー2社は、関連法令やサービス設計、事業者間の役割・責任分担などを検討するための基本合意書を締結した。

ホンダは、GMクルーズホールディングス、ゼネラルモーターズと自動運転モビリティサービス事業専用車両「クルーズ・オリジン」を共同開発しており、同車両を使った自動運転モビリティサービスの日本展開を目指している。

HMSはモビリティサービスの事業運営を担う予定で、新たなオンデマンド型無人移動サービスにより、都市部における交通課題の解決や、新しい形の利便性や価値提供を目指す。安全・安心な自動運転モビリティサービスに向け、帝都自動車交通・国際自動車と共同で検討していく。