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タグ・ホイヤー、初のソーラー発電など3つの新作

ソーラーグラフ、オレンジダイバー、スーパーダイバー

LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパンは、腕時計ブランド「タグ・ホイヤー」から、「アクアレーサープロフェッショナル」の3つの新作を発表した。「アクアレーサー プロフェッショナル 200 ソーラーグラフ」「アクアレーサー プロフェッショナル 300 オレンジダイバー」「アクアレーサー プロフェッショナル 1000 スーパーダイバー」の3つで、ソーラーグラフはタグ・ホイヤー初となるソーラー発電のモデル。価格は352,000円~753,500円。発売は4~8月。

新製品は、スイス・ジュネーブにてオンライン・オフラインで開催されている腕時計のイベント「Watches and Wonders Geneva 2022」(ウォッチ&ワンダー)に合わせて発表された。

アクアレーサープロフェッショナル 200 ソーラーグラフ

200m防水の「アクアレーサープロフェッショナル 200」はアウトドアウォッチと位置づけ、ブランド初のソーラー発電に対応、新開発のクオーツ式ムーブメントも搭載する。ケース径は40mm。

太陽光に約2分間当てるだけで1日中駆動でき、約20時間の充電でフル充電され、そこから約6カ月間の駆動が可能。時計が止まった場合も太陽光を10秒程度当てれば始動する。またリューズを引っ張るだけでパワーセーブモードに移行でき、この場合は自律駆動時間が約3年半まで伸びるとしている。

ベゼルの目盛り部分(インサート)はカーボン製で、夜光塗料のスーパールミノバを混ぜ合わせ、暗闇で模様が浮かび上がるのも特徴。

ムーブメントはクオーツ式で、La Joux-Perretと提携し、独占供給される新開発のムーブメント「キャリバーTH50-00」を搭載する。ケースはブラックのステンレススチール製、ベゼルはカーボン製、ストラップはラバー製。ケース径は40mm。

価格は352,000円。発売は8月。

アクアレーサープロフェッショナル 200 ソーラーグラフ、352,000円

アクアレーサー プロフェッショナル300 オレンジダイバー

300m防水の「アクアレーサー プロフェッショナル300 オレンジダイバー」は、濃いオレンジ色のダイヤルが特徴。過去にラインナップされていたカラーを再現するもので、海上における安全性を高めるシンボルカラーや、スピードやセキュリティを表す世界共通のカラーのひとつでもあるとしている。

ムーブメントは機械式で自動巻きの「キャリバー5」で、パワーリザーブは約38時間。ケース・ブレスレットはステンレススチール製、ベゼルはブラックセラミック製。ケース径は43mm。

価格は374,000円。発売は4月。

アクアレーサー プロフェッショナル300 オレンジダイバー、374,000円

アクアレーサー プロフェッショナル 1000 スーパーダイバー

「アクアレーサー プロフェッショナル 1000 スーパーダイバー」は、防水性能を1,000m防水にまで高めたダイバーズウォッチ。ムーブメントはKenissi Manufactureと提携、独占供給される新開発の「キャリバーTH30-00」で、信頼性と耐久性が大幅に向上しているという。

タグ・ホイヤーは1980年代にプロダイバー向けの1000m防水のダイバーズウォッチを開発。こうしたレガシーを背景に新モデルが開発される一方、厚さは15.75mmと、防水性能に対して薄型化を実現しているのが特徴。時分針のうち時針は大きな矢印型で、分針と秒針はオレンジ色。ベゼルの第1クオーターもオレンジ色になっている。

夜光塗料は最高グレードのスーパールミノバを塗布し、明るさを確保。デイト表示用のレンズは1,000mの耐水圧を実現する理由から省かれている。リューズガードはより厳重になり、きちんと固定されているかどうか判別できるよう、チューブにオレンジ色が配されている。

ケースはグレード5のチタン製、ブレスレットはグレード2のチタン製。裏蓋はステンレススチール製。飽和潜水に対応しており、ヘリウムバルブを備える。飽和潜水用ダイバーズウォッチのISO 6425:2018認証も取得しており、耐磁性も備える。

機械式で自動巻きの「キャリバーTH30-00」は、COSC(スイスクロノメーター検定協会)の認定を受けたムーブメント。パワーリザーブは約70時間。大きさは、ケース径が45mm。

価格は753,500円。発売は6月。

アクアレーサー プロフェッショナル 1000 スーパーダイバー、753,500円