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JR東のMaaSアプリ「Ringo Pass」、利用できる自転車倍増

JR東日本のMaaSアプリ「Ringo Pass」が、OpenStreetのシェアサイクリングサービス「HELLO CYCLING」と連携する。サービス開始日は3月29日。

Ringo Passは、SuicaのID番号とクレジットカード情報を登録することで、複数の交通手段をスムーズに利用できるアプリ。タクシー配車やシェアサイクルの貸出などを、1つのアプリで行なえる。

今回新たに、シェアサイクリングサービス「HELLO CYCLING」と連携。これにより、Ringo Passで利用できるシェアサイクルが、ドコモ・バイクシェアと合わせて約16,000台から約37,000台へ拡大した。HELLO CYCLINGは、約200の市区町村で4,500以上のステーションを展開する。

アプリ上では、ポートの位置と、利用・返却可能な台数の状況を「○」「△」「×」で確認可能。ポートに駐輪されているシェアサイクルの読み取り機に、アプリにあらかじめ登録したSuicaをタッチすることで利用できる。

利用料は都度支払うことなく、翌月初に1カ月分をまとめてクレジットカードで決済する。なおRingo Passアプリには貸出・返却予約機能はないが、今後返却予約機能は追加予定。

連携開始を記念して、HELLO CYCLINGの初乗り料金が月5回まで無料になるキャンペーンを実施。期間は4月1日から5月31日まで。

既にHELLO CYCLINGにSuicaを登録している場合は一度解除し、Ringo Passアプリに登録し直すことでキャンペーン対象となる。