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「HELLO SCOOTER」が「HELLO MOBILITY」に名称変更

モビリティのシェアリングプラットフォーム「HELLO CYCLING」「HELLO SCOOTER」を提供するOpenStreetは、6月8日より「HELLO SCOOTER」のサービス名を「HELLO MOBILITY」へ変更する。

HELLO SCOOTERは、スクーター(原動機付自転車)シェアサービスのプラットフォームとして、'19年9月に提供を開始。その後、スクーター以外にもモビリティの選択肢の幅を広げ、'22年5月現在、FOMMが開発する4人乗りの電気自動車「FOMM ONE」などの小型EVの利用が可能となっている。

HELLO MOBILITY Webサイト

また、再生可能エネルギー由来の電力をモビリティに供給することによる低炭素社会を目指している。

今後も、様々な電動マイクロモビリティの追加を計画。これに伴い、電動モビリティの充電やバッテリー交換を行なう給電ステーションの敷設を拡大する。

ロゴは、Electric/Energyの頭文字「E」を、風になびく旗をモチーフにシンボル化。EVであることを訴求しつつ、ユーザーが集う場所の「旗標」を表現し、また、成長を感じる右肩上がりの形を特徴としている。

6月8日以降HELLO SCOOTERのアプリをアップデートすると、HELLO MOBILITYに更新される。HELLO SCOOTERに登録したアカウントは引き続き利用可能。

事業としては、個人だけではなく法人利用の拡大も図る。主な業界として、フードデリバリー・日用品のクリックデリバリー等の物流事業者へのモビリティの提供を進める。

そのほか、環境省がCO2排出ゼロに向けて取り組む「脱炭素先行地域」に選定された自治体において、HELLO CYCLINGとHELLO MOBILITYを活用したEVモビリティシェアサービスの導入・拡大を計画。自治体とのパートナーシップを通じたゼロカーボン化の実現に向けて取り組む。