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1人用個室サウナ「ONEPERSON」オープン。プライベート空間でととのう

エニタイムフィットネスを展開するKOHATAホールディングスは、完全個室・事前予約制のプライベートサウナブランド「ONEPERSON(ワンパーソン)」を立ち上げ、東京・自由が丘に第1号店を、3月30日にオープンする。オープンを前に、報道向けに内覧会が実施された。

ワンパーソンは、全室完全個室・事前予約制のサウナ専門店。自由が丘を皮切りに、大阪エリアにて4月12日に「ONEPERSON 茨木」、4月21日に「ONEPERSON 梅田」がオープンする。料金は、スタンダードルーム70分で4,500円、90分で5,500円、デラックスルーム90分で7,500円。デラックスルームの設置は梅田のみ。営業時間は9時から23時。

ONEPERSON 自由が丘のエントランス

ワンパーソンの特徴は、個室内に1人用サウナのほか、オーバーヘッドシャワー(冷水)、休息・パウダースペースを備え、別室へ移動することなく身支度までできる点。入室から退室まで全て個室内で完結する。またデラックスルームでは、トイレや専用冷蔵庫も個室内に備わっている。

施設内には人が集まる休憩所などはなく、入店後は直接個室に入る形となる
個室内にはパウダースペースを設置。奥の扉がサウナ室
シャワー室と休憩用のイス
個室内部(イメージパース)

サウナは、フィンランド産サウナストーブ、サウナストーンを使用し、またフィンランドから輸入したロウリュウ桶とヘッドレストを用意する。ロウリュウにはドイツ ケミトロン社のアロマを使用しており、月ごとに異なるアロマの香りを提供する。このロウリュウを、好きなタイミングで体験できる点も個室のメリット。

好きなタイミングでセルフロウリュウができる

自由が丘では、白基調の部屋と黒基調の部屋を用意。個室の照明は、落ち着きのある心地よいライティングとなるようこだわっているという。

黒基調の部屋

店内を非密集空間とするため、入口は予約者以外の入店を制限できるオートロックシステムを採用。サウナ室には緊急呼出しボタン、休息室には内線電話を設置し、緊急時の連絡先を確保する。また、酩酊状態での利用は危険であるため、入店時にアルコールチェックを実施する。

サウナ室の緊急呼出しボタン

サウナ利用者は一般的に女性よりも男性の方が多いが、ワンパーソンではパウダースペースの設備充実により女性利用者の獲得も目指す。その目標に向け、サウナ初心者や女性の新規サウナーの登竜門の場所として「ととのう」体験ができるよう、スタッフ教育や利用方法に関する個別の案内を行なうとしている。

受付に設置された利用方法の案内

KOHATAホールディングスでは、エニタイムフィットネスで培ったFC展開のノウハウを、ワンパーソンに活かしていく構え。首都圏・京阪神・名古屋および100万都市の地域に出店を進め、その後全国展開することを想定する。

今回オープンする3店舗は直営店。FC展開は6月以降を展望しており、毎年直営店10店舗、FC10店舗から20店舗の出店ペースにより、5年間で累計100店舗の店舗展開を計画している。

所在地は、自由が丘が東京都目黒区自由が丘2丁目10-12 SEED-Mビル 地下1階、茨木が大阪府茨木市元町8-3 Mitte元町ビル 1階、梅田が大阪府大阪市北区梅田1丁目12-6 E-maビル 5階。2月24日より先行予約を開始している。