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Facebookグループ、誤情報を未然に削除する新機能

Meta(旧Facebook)は、Facebookグループの管理者向けに新機能を追加した。グループを安全かつ健全に保ち、コミュニティ内での誤情報拡散を防ぐ機能や、コミュニティを簡単に管理する機能などを提供する。

誤情報が含まれていると判断された新規投稿を自動で削除する機能が、管理者アシストに追加される。第三者のファクトチェッカーが誤情報と判断したコンテンツは、投稿がグループに表示される前に削除され、誤情報がグループメンバーに表示される可能性を減少させられる。また、ミュート機能によって投稿者を一定期間ミュートが可能になった。

コミュニティの管理機能としては、管理者アシストを利用して、メンバーリクエストをした人が所定の質問にすべて回答したかなど、一定の条件に基づいて、メンバーリクエストの承認または却下を自動化できるようになった。

グループをより効率的に管理できる新機能も管理者ホームに追加。注意が必要な状況をすばやく確認できる概要ページ(デスクトップのみ)、タスクの並び替えや検索が簡単にできるレイアウト機能のアップデート、管理者がグループの成長やエンゲージメントを確認できるインサイトサマリー(モバイルのみ)などが提供される。

運営するコミュニティに関心が高い利用者を集めてグループを成長させるための機能も搭載。シームレスにグループを共有したり、特定のコミュニティとつながれるように、QRコードを発行可能になった。利用者がQRコードをスキャンすると、グループの情報ページが表示され、グループに参加したりメンバーリクエストを送ることができる。管理者が招待状をメールで送信して利用者をグループに招待できるオプションも追加した。