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ゆうちょ銀「mijica」、7月にサービス終了

ゆうちょ銀行のデビットカード・プリペイドカード「mijica」のサービス終了日が、7月31日に決定した。ゆうちょ銀行はmijicaの不正利用などの問題を受け、mijicaのサービスを終了し、新たなブランドデビットカードへ春に移行することを1月8日に発表していた。

mijicaは2021年9月に不正利用が確認され、10月3日からは新規の申し込みと専用Webサイトの利用を停止。セキュリティ上の問題がない機能に限定してサービスを継続していた。

今後の予定は、4月30日にmijicaカードの再発行の受付を終了、7月31日にmijicaカードでの支払い、チャージ、出金および残高照会等のサービスが終了する。サービス終了後のmijicaの解約やチャージ残高の口座への返金は、ゆうちょ銀行が手続きを行なうため、利用者自身での手続きは不要。

公共料金や携帯電話料金等の定期的な支払いについても終了することから、7月までに支払い方法の変更手続きを行なうよう呼び掛けている。

指定日チャージの最終チャージ日は7月26日。海外ATMでの出金に関しても、日本時間の7月31日に終了する。

クレディセゾンの「永久不滅ポイント」については、口座返金を希望する場合は利用者自身での手続きは不要で、9月ごろに減算し、ポイント相当額に換金のうえ、10月ごろに利用者のゆうちょ口座に返金予定。引き続き永久不滅ポイントでの保有を希望する場合は、7月31日までにmijicaデスクへの申し出が必要となる。

mijicaデスクはサービス終了後も、2023年1月31日まで営業を継続する。また決済が完了していない取引がある場合などは、8月以降も口座からの引き落とし等が発生する。

mijicaに替わる新たなブランドデビットカードは今春発行予定で、詳細は改めて公表する。