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ASIMO、未来館を卒業。勤続20年記念イベントも

ホンダの二足歩行ロボット「ASIMO(アシモ)」が、20年勤務した日本科学未来館を3月31日で卒業する。

ASIMOは、人間の生活空間で活動することを想定した開発用ロボットとして2000年に登場。未来館には2002年1月にインタープリター(展示解説員)として就任した。当時は「入社式」も行なわれ、初代館長で元宇宙飛行士の毛利衛氏から辞令も手渡された。

ASIMOがこれまで実施した実演回数は1万5,466回(昨年末時)。実演では、ロボットとともに暮らす未来をイメージさせるような動作などを自らの機能を活かしパフォーマンスしてきた。

3月18日~31日には、卒業を記念した特別実演を実施。20年間の未来館での活動を振り返りながら、スピーディに走る動作や片足ジャンプ、手話表現の動作など、これまでの実演内容を組み合わせた特別バージョンが披露されるという。

会場は日本科学未来館3階 常設展で予約は不要。実演は11時30分/12時30分/13時30分/14時30分/15時30分から各回約10分。

事前予約制で記念撮影も実施。特別実演の終了後に各回5組(1組1~8人程度)まで、ASIMOと一緒に写真を撮ることができる。3月2日10時から先着順で予約を受け付ける。