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ゲーセンの「セガ」は「ギーゴ」に。セガの株式売却で名称変更

ゲームセンターの運営を手掛けるGENDA SEGA Entertainmentは、「SEGA」ブランドで運営している全国のゲームセンターの名称を「GiGO」(ギーゴ)ブランドに変更する。

GENDA SEGA Entertainmentは28日、自社の株式14.9%をセガから取得し、GENDA(持株会社)の持株比率が議決権ベースで100%になったと発表。合わせて社名もGENDA GiGO Entertainmentに改める。

「SEGA」ブランドで運営している全国のゲームセンターは、順次「GiGO」ブランドに変更する方針。3月から約1年半をかけて店舗ブランドを「GiGO」に一新していく。まずは池袋、秋葉原、新宿から変更していくという。

GiGOブランドの由来については、56年におよぶセガのゲームセンターの歴史への感謝と、「リアルなエンタメで人々の渇望を癒やすオアシスになる」という意味で「Get into the Gaming Oasis=ゲームのオアシスに飛び込め!」というキーワードを設定、頭文字をとってGiGOとした。

GENDAは2020年12月に、ゲームセンターを運営するセガ エンタテインメントの株式85.1%をセガから取得。社名をGENDA SEGA Entertainmentに変更し、「SEGA」「セガ」のブランド名を使用しながらアミューズメント施設の運営を続けてきた。今回の株式の取得により、GENDAはオペレーターとして独立、セガは名目上もゲームセンター運営から撤退することになる。