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ワクチン証明書アプリ、マイナカードの旧姓併記に対応

デジタル庁は21日、「新型コロナワクチン証明書アプリ」の最新バージョン1.0.8を公開。旧姓等が併記されたマイナンバーカードでも接種証明書が発行可能となった。

12月に公開された「新型コロナワクチン証明書アプリ」は、5分程度でスマートフォンからワクチン証明書を発行入手できるサービスで、国内外で接種証明書として活用できる。証明書取得には、マイナンバーカードが必要だが、マイナンバーカードに「旧姓」が併記されている場合、アプリから証明書を発行できないという課題があり、年明けの解消を予告していた。

最新バージョンに更新することで、マイナンバーカードに旧姓併記がある場合でも、アプリで証明書が発行できるようになる。

アプリは、iOSとAndroid版を提供中。バージョン1.0.8では、旧姓併記対応のほか、モデルナワクチンの製品名を「COVID-19ワクチンモデルナ」から「スパイクバックス」に変更した。

また、Android版では、パスポートの読取機能を改善している。