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レッカー車でバイクを牽引できるアタッチメント。JAFが開発

JAFは、レッカー車で二輪車をけん引できる「二輪アタッチメント」を国内で初めて開発した。

四輪車のみをけん引可能なレッカー装置に装着し、従来はけん引できなかったバイク(二輪車)を安全に運ぶためのもの。構造的安全性が担保された装置の開発は日本初。JAF主力のサービスカーであるレッカー車で運ぶことができ、迅速なサービス提供が可能になる。対応するのはJAFのサービスカーのみで販売の予定はない。

レッカー車ではバイクをけん引することは難しく、バイクを運ぶ為には積載車などで現地へ行く必要があった。しかし、これまでバイクを運べる積載車・多目的車は209台で、サービスカーの手配には時間がかかっていた。今回開発した装置により、通常のレッカー車でもバイクをけん引可能になるため、従来比約2.5倍となる合計523台のサービスカーでサービス提供が可能になる。

積み込み可能なバイクは、排気量が原付(50cc)~大型バイク(1,300cc程度)。ホイールベースが1,145mm~1,700mm。ホイールベースの参考値は、Dio(50cc)が1,145mm、スカイウェイブ(250cc)が1,600mm、CB1300SF(1,300cc)が1,520mm。