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Amazonの宅配ロッカー、全国1800カ所に拡大。小型・非接触化

Amazonは15日、「Amazonロッカー」のネットワークを大幅に拡大し、東京、埼玉、千葉、大阪など全国23都道府県、1,800カ所以上にロッカーの設置を増強した。

Amazonロッカーは、Amazon.co.jpでの買い物の配送先として指定できるロッカー。宅配ボックス型のロッカーをコンビニエンスストアや駅、スーパーなどに設置しているほか、店舗のカウンターでの受け取りにも対応する。

Amazonから商品が発送され、ロッカーへ配達が完了すると、購入者に受け取り準備完了の通知メールが送信される。メールに記載されている受取バーコードをロッカーのスキャナーでスキャンするか、6桁の認証キーを入力するとロッカーが開き、商品を受け取れる。Amazon ロッカーへの配送は、お急ぎ便と通常配送に対応。プライム会員は、追加料金なしで利用できる。

Amazonロッカー(写真は従来のもの)

今回のネットワーク拡大により、130近い提携企業がロッカーを設置。利用者のライフスタイルに併せて、注文商品を受け取れるようになる。

また、ネットワーク拡大に加えて、ロッカーの機能を追加・改善した。新ロッカーはコンパクトになり、より狭いスペースにも設置できるようになった。完全な非接触型となり、バーコード読みとりやタッチスクリーンの代わりにBluetoothを使ってロッカーを開けられる。アプリ上の案内も簡素化され、受け取り場所を見つけやすくなった。