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メルペイスマート払いで手数料無料施策。卒業旅行・ふるさと納税など「今を楽しむ消費」

メルペイは、11月15日から一部加盟店と共同で後払い決済サービスを活用したキャンペーン「メルペイなら分けて払っても手数料無料キャンペーン」を開始する。キャンペーン期間は、11月15日から12月14日。

新型コロナウイルス感染症の収束を見据えた消費活性化施策として、後払い決済サービスの「メルペイスマート払い(定額払い)」を活用したキャンペーンを実施。加盟店での決済時にメルペイスマート払いで購入し、定額払いに切り替えると、清算時に支払う定額払い手数料が最大半年分無料となる。手数料の上限は設けていないが、バーチャルカードでの支払いはキャンペーンの対象外。

対象加盟店は、ネットショップが、あきんどスシローお持ち帰りネット注文、@cosme SHOPPING、エアトリ、XPRICE、サンプル百貨店、NOIN、ふるさとチョイス、magaseek。

対象となる実店舗は、アルペングループ(アルペンアウトドアーズ、アルペン、ゴルフ5、アルペンクイックフィットネス、アルペンフィットネスクラブ、スポーツデポ)、ゼビオグループ(スーパースポーツゼビオ、ゼビオスポーツエクスプレス)。店舗が対象かどうかは、決済時に店頭のポスターなどで案内する。

コロナの影響が少し落ち着きつつあるなか、年末にかけて消費が高まると予測。スマート払いを使ったキャンペーンで消費拡大を図るとともに、支払いをあとからコントロールする「フレキシブル消費」を訴求していく。

対象となる加盟店は、年末に向けてニーズが高まるふるさと納税やスポーツ、ファッション、ご褒美消費などに絞った10社。コロナで影響が大きかった業界を中心のキャンペーンとし、「今を楽しむ消費をサポートする」としている。キャンペーンの手数料はメルペイが負担する。

国内・海外の旅行商品を扱う「エアトリ」は、コロナ禍で大きな影響を受けたが、9月以降は旅行需要が昨年のGoTo期間中を上回るなど回復傾向が顕著になっている。エアトリユーザーの約半数を占める20代/30代は後払いサービスとの親和性が高く、今回のキャンペーンにも期待しているという。

エアトリの王 伸 取締役兼COOが特に期待しているのが「学生の卒業旅行シーズン」。今シーズンは国内旅行が中心となり、複数の旅先を回る学生も多いという。一方で、クレジットカードは審査などの時間待ちが長く、諦めてしまうというケースもある。そのためメルカリと連携したメルペイによる、スマート払いは「卒業旅行をする学生にとってはいいサービス。3万円の旅行券も6カ月で分割すれば5,000円/月。コロナで我慢の2年間を送った学生にも楽しい旅行の思い出を作って欲しい」と語った。