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マネーフォワード、企業のSaaS利用を一元管理「IT管理クラウド」を正式提供

マネーフォワードi(アイ)は、企業で利用しているSaaSや各従業員のID発行、削除などの一元管理を可能にする「マネーフォワード IT管理クラウド」の正式提供を開始した。中小企業支援の観点から、50ID以下で利用する場合'22年10月末まで無償で利用できる。

8月に提供を開始したオープンベータ版では、白組、社会保険労務士法人スマイング、大和財託、favyなどが導入。そのほか、SaaSを多く活用しているIT関連企業を中心に利用が多く、そのフィードバックを踏まえて正式版の提供を開始した。

マネーフォワードグループのコアテクノロジーである、APIやスクレイピングによってデータの取得を行なう「アグリゲーション基盤」を活用し、100以上のSaaSに対応している。

対応しているSaaSの一部

今後、従業員や各部門の判断で導入され、経営部門やシステム管理部門による管理や把握が及んでいないSaaSである「シャドーIT」の検出や、同サービス上からのSaaSのID発行・削除、コスト管理機能やコスト削減提案などの提供も行なう予定。