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KDDIとドコモ、軽量ARグラス「Nreal Air」 4m先に130型画面

ARグラスの開発を行なうNrealは、重量76gの新型ARグラス「Nreal Air(エンリアル エアー)」を発表。12月よりNTTドコモとKDDIが発売する。Androidの他、別売のデバイスを使用してiPhoneにも対応する。

重量が約76gと軽量で持ち運びがしやすく、日常に溶け込む違和感のないデザインが特徴とするARグラス。前モデル「Nreal Light」(69,799円)からカメラなどを省き、小型軽量化。価格も安価になるとしている。

スマートフォンなどと接続し、「ミラーリングモード」を使用することで、動画やWebブラウザなどのコンテンツを4m先に置いてある130型相当の画面で楽しむことができる。一部のAndroidスマートフォンで対応している「MR Space」も利用可能。ARグラス内に複数のコンテンツを同時に映し出すことができ、動画を見ながら友人とコミュニケーションをとる、というマルチタスクが可能。

ディスプレイは有機ELで1,920×1,080ドット×2。角解像度は49PPD、リフレッシュレートは最大90Hz。

ARグラスのため、ディスプレイはシースルー構造。装着時も周囲の状況を確認でき、グラスをかけたまま作業することも可能。

Nrealは、2019年5月からKDDIとパートナーシップを締結。スマートグラスを中心としたさまざまな取り組みを共同で行なっている。