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Clubhouse、年内に収益化スタート。日本語もフル対応へ

音声SNSの「Clubhouse」は30日、日本の報道関係者向けに初の発表会をClubhouse上で開催し、年内の日本語フル対応や収益化プログラムの導入を発表した。

音声サービスのため言語を問わずに使えるClubhouseだが、メニュー等は英語のみの対応となっている。年内を目処に複数の言語に対応予定で、ユーザーの多い日本語は「コミュニティの力も借りながら優先的に対応していく」という。

ルーム運営者などクリエーター向けの収益化も年内に開始予定。有料の「ルーム」やサブスクリプション、米国で展開中の投げ銭(Tipping)などを検討していく。

Clubhouseは、当初iPhoneのみのサービスとなっていたが、5月にAndroidに対応したほか、空間オーディオや手をふる(Waves)などの新機能も順次追加している。夏前には30万程度だった日々の「ルーム」数も、現在は約70万となっており、日本での利用者も多いという。グローバルでは、1ユーザーにつき平均1日70分利用されているが、日本では113分と滞在時間が長く熱心なユーザーが多いことから、日本語対応などを優先的に行なっていく。