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リクルート、新決済「COIN+」とデジタル口座「エアウォレット」。今冬開始

リクルートは、日常生活で使うお金をシームレスに管理・送金できるとうたうデジタル口座管理・決済サービス「エアウォレット」を2021年度の冬に開始する。三菱UFJと共同出資の子会社、リクルートMUFGビジネス(RMB)を通じて提供される。これに連動して、新しい決済サービス「COIN+」(コインプラス)も開始する。

エアウォレットは、RMBが提供するデジタル口座の管理のほか、送金、キャッシュレス決済もワンストップで行えるスマートフォンアプリ。三菱UFJ銀行をはじめとする預金口座やデジタル口座を連携でき、預金口座とデジタル口座の間の入出金、アプリ間での送金・受け取りをシームレスに利用できるのが特徴としている。三菱UFJの口座を利用する場合、デジタル口座間での入出金手数料は無料。

エアウォレットはまた、RMBが提供する決済ブランド「COIN+」(コインプラス)の支払い機能も備える。ユーザーは、COIN+の加盟店では、デジタル口座のお金を使う形でQRコード決済を利用できる。この際、加盟店側の決済手数料は0.99%(税抜)で、店舗の手数料負担の軽減も図られている。COIN+はほかのアプリにも組み込むことができ、小売・飲食などさまざまな領域の事業者と連携し推進していく方針。

リクルートが提供する店舗向けの決済サービス「Airペイ」では今後、店舗が申し込むことで、COIN+の決済サービスに対応可能になる。加盟店の約22.8万店舗に向けてCOIN+対応についての案内が開始されている。

Airペイは店舗向けに提供されている決済サービス。専用カードリーダーとiPadまたはiPhoneを用意すれば利用を開始でき、国際カードブランドや電子マネー、QRコード決済など全37種類の決済手段に対応できる。

店舗向けの決済サービス「Airペイ」にCOIN+が加わる
Airペイ利用イメージ