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リクルート、少額資金調達サービス「Airキャッシュ」

リクルートは、Airペイユーザー向けの資金調達サービス「Airキャッシュ」を、4月1日から本格的に開始した。

お店の決済サービス「Airペイ」の利用実績に合わせて案内する招待制となり、引落し金額も「Airペイ」の決済金額に連動するため、事業者の経営状態に見合った資金調達を実現できるとする。2021年度から試験運用していたが、今年度から本格展開となる。

Airキャッシュは、“将来の売上”を今のお金にかえる資金調達サービス。一般的な借入(ローン)ではなく、将来の売上を先に現金化する債権の売却という形を取り、Airペイ決済売上の変動に合わせて一定を差し引くことで精算する仕組み。

必要な金額と引落プランを選ぶだけで申込みが完了。書類の提出などは必要なく、入金までは最短2日で、「必要な時にすぐ資金を手元に得られて、使い道も自由」としている。Airペイの売上から自動で引き落とされるため、残高チェックも不要となる。

利用可能金額は5万円〜100万円で、手数料は利用金額に対して0.5%から。今後、利用可能金額は拡大予定としている。

リクルートでは、「Airレジ」「Airペイ」「Airシフト」など、業務・経営支援サービス「Airビジネスツールズ」を展開しているが、その中でも少額資金調達のニーズは高まっているという。そのため「ローンとは違う資金調達の方法」として、Airキャッシュを提案。利用した店舗からは、「申込みから入金までスピーディ」「手元資金に余裕ができ、不安を払しょくできた」「信用情報機関への登録がないのもいい」などの声を得ているという。