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pring、お店独自の電子マネーを発行できる新機能

送金アプリ「pring」は、プリンアプリ上で発行できる「店舗オリジナル電子マネー」を無料で発行可能とする。申込みから最短5営業日で発行できる。

提供するのはお店独自の電子マネー機能とポイントカード機能。電子マネー機能では、アプリ上から対象店舗で決済に利用可能なポイントをチャージでき、チャージ毎に10%のプレミアムが付与される。例えば1セット3,000円なら3,300ポイント。

ポイントカード機能では、店舗におけるpringバリュー(円)での決済で、決済額の5%分のポイントが付与される。独自電子マネーでの決済時にはポイントは付与されない。

また、アプリをオリジナルデザインにきせかえ可能(アイコンのきせかえはiOSのみ)。企業オリジナルデザインで、pringアプリの機能「お金をおくる、もらう、はらう、チャージする、もどす」を利用可能で、ファミリーマートやローソンなどを始めとした全国約30万店舗のpring加盟店での支払いにも利用できる。

導入店舗のメリットとして無料で導入できることのほか、「顧客管理システム(CRM)」、「決済」、「ポイント」の3つの機能を利用でき、決済と連動したポイント付与や顧客分析などが可能な点を挙げている。なお、決済機能の利用には加盟店申込と審査が必要。また、決済手数料が発生する。

pringは導入事例として、東京中目黒のカジュアルビストロ「屋根裏のパリ食堂」を紹介。独自電子マネーとポイントカード機能も併せ持ったメンバーズカードを発行し、顧客ロイヤリティの向上やリピーターの醸成など店舗マーケティングに活用されているという。

今後は、利用履歴などからレコメンド通知やクーポンなどを配布可能とすることを予定している。