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新宿のゴミ箱、ボトル/キャップ/ラベル/飲み残しに細分化で分別率向上

小田急電鉄は、ペットボトルの資源循環を目指すプロジェクト「RE:BOTTOLE A(リボトルアクション)」の一環として、オリジナルのペットボトル分別回収ボックス「リサイクルステーション」を、3月12日から6月11日まで設置。ペットボトルのラベルを分別された割合が従前の3%から34%になるなどの成果が得られたことを発表した。

設置したのは、ボトルやキャップ、プラスチック類(ラベル)、飲み残しの4種に細分できるリサイクルステーション。小田急線新宿駅6番ホームに設置し、小田急線車内広告等で呼びかけなどを行なった。

分別状況は、ボトルからラベルをはがして分別された割合は従前のダストボックスでの3%から34%、キャップ分別率は4%から56%となるなどの成果が出た。結果として、約2,800本の再生ペットボトルに相当する資源を回収できたという。

小田急電鉄では今後も、リサイクルステーションの改良を進めるとともに、他の駅や施設への設置を検討。リボトルアクションの確立に向けた取り組みを継続し、「飲み残しを含めた分別率100%」および「異物混入率0%」を目指す。