Amazonフレッシュがリニューアル。最短2時間で生鮮食品配達

Amazonは、Amazonプライム会員向けの生鮮食品配達サービス「Amazonフレッシュ」を7月14日にリニューアルオープンした。これまでは注文から最短約4時間後の配達だったが、専用物流拠点におけるシステムやオペレーション手順を改善し、対象エリアのプライム会員に注文から最短約2時間で配達可能とした。配送エリアはこれまでと同様で、東京、神奈川、千葉の一部地域。

リニューアルに伴い、料金体系を見直し。Amazonプライム会員(年額4,900円)であれば、最低注文金額4,000～10,000円の注文の場合、配送料390円。10,000円以上の注文の配送料は無料とした。最低注文金額は4,000円。

従来はプライム会費に加え、月会費500円でAmazonフレッシュ会員に登録し、配送料が無料になるプランと、Amazonフレッシュ会員に登録せず配送料を都度支払う2つのプランを用意していた。今後は、対象エリアのプライム会員であれば、追加会費なしでAmazonフレッシュを利用できるよう、一本化した。

新・旧プラン比較

Amazonが展開する他のネットスーパーとの比較。地域などによりパートナーを変えている

また、東京都大田区、世田谷区、目黒区、狛江市、神奈川県川崎市(幸区、高津区、多摩区、中原区、宮前区)、横浜市(港北区)の一部エリアにおいては、1時間単位の配達時間指定に対応。1時間単位で指定する場合、4,000円～10,000円の注文で、配送料890円、1万円以上の注文で500円と、プラスの配達料が必要となる。

Amazonフレッシュでは、旬の野菜や果物、新鮮な魚や肉などの生鮮食品や、牛乳・卵・豆腐などの食品、人気の惣菜やミールキット、専門店のこだわりの食材、飲料、お酒、日用品などを取り扱う。鮮度を逃さない商品パッケージや、6温度帯での鮮度管理、専任スタッフによる商品チェックなど、鮮度や品質管理にもこだわっている。