ニュース

南海アプリ、駅でご飯を受け取れる「エキピク」

南海電鉄は、駅や飲食店で食事を受け取れるサービス「エキピク」の実証実験を7月15日から開始する。南海難波駅直結施設内の12店舗の飲食店のメニューを「南海アプリ」を通じてオンラインで注文し、指定の場所で受け取る形となる。

南海アプリ上の特設ページからメニューを注文し、注文時に指定した飲食店または駅受け渡し場所にて受け取れる。

対象店舗は、なんばCITY、なんばパークス、なんばスカイオ内の12店舗。7月15日から店舗での受け取りを開始し、8月19日には「なんばスカイオ」3階入口に駅受け渡し場所が設置される。駅受け渡し場所で受け取れる曜日・時間は、毎週木曜と金曜の17時、18時、19時、20時。

コロナ禍で生活様式が変化するなかで、同社が強みとするリアルな拠点である駅や商業施設と、デジタル技術を組み合わせ、顧客と飲食店のマッチング場の実現と、その実効性を検証するねらい。実証実験には、京都のフードテックスタートアップであるランプも参加し、システムの保守や提携飲食店のサポートを担う。また、サブスクリプション機能の追加を検討している。