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家計と人生計画の支援アプリ「マネソル」。不動産・金融商品もカバー

アルファ・ファイナンシャルプランナーズは、家計簿や不動産を含めた資産など、個人のお金の管理をトータルで行ない、シミュレーションや提案、相談も行なえるアプリ「マネソル」の提供を開始した。利用料は月額500円で、1カ月は無料。法人が契約し、従業員が利用できる「マネソルプラス」も用意する。法人向けは初期費用が33万円、従業員数に関わらず固定費は月額11万円。ユーザーの利用料は月額500円で、1カ月は無料。

アプリでは、マネーツリーのAPIと連携した家計簿の自動管理機能のほか、不動産や金融資産、負債を含めた純資産の管理機能、住宅、教育、老後といった大きな出来事のシミュレーション機能、AIによる課題の発見や解決を提案するアドバイス機能、プロのファイナンシャルプランナーに相談できる支援機能の5つが提供される。現状の把握から予想や目標の設定、課題の解決という一連のサイクルを回せる仕組みを用意し、個人が抱えるお金に関する不安の解消を図る。

法人向けには、従業員の金融リテラシーの向上を図れる動画やセミナーを提供するほか、従業員は、保険料や退職金制度、給与規定など企業独自の制度を反映した形でアプリを利用でき、目標設定や進捗のフィードバックも可能。

マネソルプラスの導入企業において、従業員がマネソルを利用するかどうかは基本的に任意。利用料は原則として従業員の負担だが、企業側が負担する設定も可能になっている。

アルファ・ファイナンシャルプランナーズでは、不動産や税などお金に関する相談をトータルで受けており、これまでの約16,000件の実績を反映したものとして4年がかりでアプリを開発。お金について把握や分析するツールを提供することで不安を可視化し、対処しやすくする。

家計簿部分ではマネーツリーの「Moneytree LINK」と連携することで幅広い銀行やクレジットカードなどに一括して対応。一方、家計簿の入力は初回はユーザー自身で仕分けを行なうなど、あえて自分で考えるように誘導する仕組みも用意した。一般的な家計簿アプリなどにはない不動産・金融商品の資産分析や、住宅や教育といった将来の収入・支出のシミュレーションを備えたのも特徴で、ライフプランの作成や、そのための課題解決が可能になるとしている。