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ファミマ、処方薬24時間受け渡しサービス。認証機能付き受取BOX活用

ファミリーマートは日本調剤と連携し、ファミリーマート店舗に設置している認証機能付き受取BOX(KEY STATION)を活用した「処方箋医薬品受け渡しサービス」の実証実験を、7月5日から神奈川県横浜市内のファミリーマート3店舗で開始する。

処方箋医薬品受け渡しサービスでは、服薬指導後の処方箋医薬品を認証機能付き受取BOX KEY STATIONで受け取れる。処方薬の受け渡しにあたってはKEY STATIONで本人確認を実施し、患者は薬局の営業時間外であっても24時間いつでも処方薬の受取が可能となる。

KEY STATION

メリットとして、ライフスタイルに合わせ、待ち時間なく非対面で処方箋医薬品を受け取れることを挙げ、また実証実験では薬局営業時間外の非接触受け取りニーズの検証も行なう。

受取BOX設置店舗(服薬指導実施店舗)は、ファミマ横浜アイマークプレイス店(日本調剤 MMセンター薬局/MMパーク薬局)、ファミリーマート横浜神之木町店(日本調剤 大口薬局)、ファミリーマート箕輪町一丁目店(日本調剤 慶應日吉薬局)。

KEY STATIONは、不動産などの施設を無人で管理するための総合型リモート管理システムで、「鍵」の24時間無人受け渡し管理システムとしてスタートしたもの。鍵の管理、予約管理、本人確認の機能を基本として組み合わせることにより不動産のリモート管理を実現するほか、旅館業法に準拠したリモート本人確認・チェックイン機能・緊急時通話機能や、施設予約管理機能が備わり、ホテルや旅館の無人フロント化システムとしても使われている。