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LINEマンガとebookjapan、バックエンド共通化へ

ヤフー系の電子書籍サービス「ebookjapan」を運営するイーブックイニシアティブジャパンは、「LINEマンガ」を運営するLINE Digital Frontierとの業務提携を発表した。今年度後半にLINEマンガのバックエンド業務を受託する。

今後、バックエンド業務について、ebookjapanとLINEマンガの間で共通化を進める予定。バックエンド業務には、電子書籍配信に関するバックエンドシステム開発のほか、配信コンテンツの入稿や管理と調達、提供なども含まれる。

イーブックイニシアティブジャパンは、電子書籍販売サイト「eBookJapan」を運営していたが、2016年にヤフーの連結子会社となり、2019年に新しい「ebookjapan」を立ち上げ移行した。電子コミック分野での国内取扱高No.1を目指し、事業連携を進めている。

LINE Digital Frontierは、LINEマンガのサービス拡大のためLINEから分割して2018年に設立。「LINE マンガ」は、2013年にスマートフォン向け電子コミックサービスを開始し、累計アプリダウンロード数は3,200万超、配信作品数約60万点、オリジナル・独占・先行配信作品480タイトル以上と、国内最大級のコミックサービスになっている。

業務提携に基づき、今後、LINEマンガのバックエンド業務の一部をイーブックイニシアティブが受託。業務の共通化を進めることで、事業効率の改善やコンテンツ力の向上を図っていく。業務の共通化以外の協業についても、今後協議を進めていく。