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ソニー、“推し”で電子マネーを払えるキーホルダー。第1弾はまどマギ

ソニーは、FeliCaモジュールを内蔵し、好みのキャラクターで電子マネー支払いができる「推し払いキーホルダー」を発売する。第1弾はアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」で、5月1日午前10時から通販サイト「ANIPLEX+」で予約販売する。価格は2,800円で、出荷は7月を予定している。

推し払いキーホルダーは、キャラクターを印刷したアクリル製のキーホルダーにFeliCaのモジュールを内蔵。自分の“推し”のキャラクターを身に着けて持ち歩けるほか、買い物時の支払いもできることが特徴。

第1弾は、テレビシリーズ放送10周年を迎えたアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」のキャラクター「鹿目まどか」「暁美ほむら」の2種類のデザインで、「楽天Edy」機能を搭載している。

汎用的な電子マネー機能をキーホルダーに付けるには、本体の金型代や版代に加え、形状ごとに通信性能検定が必要となる。推し払いキーホルダーでは、既存のアクリルキーホルダーの外観・厚みを考慮し、内部にFeliCaモジュールを埋め込める新開発の多層構成の製法を使用。アクリルキーホルダーが厚さ約3mmで、一定のサイズ(縦115mm、横86.5mm以内)であれば、さまざまな形状で規定の通信性能を保持できるという。

また、デジタル印刷を利用し、金型不要で製作できるため、初期費用を押さえて少量生産も可能とする。

ソニーは、今回の試験販売を通じて、他のアニメキャラクターとのコラボレーションや、アーティストのライブグッズなどへの活用を検討していく。